看板屋さんを開業するのに必要資格

ちょっと驚き!?

看板屋さんを開業するのに必要な資格はありません!
各県、および県内でも大都市ごとに「屋外広告業の営業許可」を交付するので、講習(たいてい一日で終わります)を聞いて申請を提出するだけです。 (※看板を設置する地域ごとの営業許可が必要です)
ここだけの話ですが、営業許可を取っていない会社もけっこうあり、なあなあになっている部分もあります。
ただ、ゼネコンや大手企業などでの現場には絶対に必要ですので、これから開業する方は必ず許可を取りましょう

あとは基本的に看板屋さんを営むのに必要な手続きはありません。

お役立ちコーナー?

以下、あると便利、有利な資格を★の数と共に紹介します。

デザイン、看板業編

★★★☆☆「屋外広告士」
唯一の屋外広告業の資格と言えます。法令、デザイン、設計施工の筆記試験と、デザイン、または設計の実技試験があります。資格自体の認知度が低いのが難点。
★★☆☆☆「色彩検定」
1~3級までがあり国家試験であるため、色に関する知識を社会的に評価する尺度として認知されている。色々な業界で活用できるが、 看板屋さんの場合はそんなに「ハク」ではない。
★★☆☆☆「カラーコーディネーター」
色彩検定より取得が容易だが、名前の浸透率は高い。色彩検定よりもオススメかも。
★★★☆☆「レタリング技能検定」
文字を描くスペシャリスト。書き文字をメインにするのであれば所持していて損は無い。文字書きを行う業者が少なくなっているからこそ価値があるかも。
★★☆☆☆「POP広告クリエイター」
POPを作る人。必然的に製作物が小さくなるので、収入には直結しない。
★★★☆☆「中小企業診断士」
超難関。看板関係でこの資格を持つ者は皆無なので、営業の切り札になる。

設計、施工編

★★★★★「一級建築士」
超難関。自立看板も全高4mを超えるものは一級建築士による設計と強度計算が必要。看板を専門にしている建築士は少ないので仕事は確実にある。
★★★★★「高所作業車」
看板の施工には必需。取付け、シート貼り共に看板の施工は高所が基本。
★★★★☆「移動式クレーン」「玉掛け技能者」
重量物の吊り上げに必要。別々の資格だが、2つ持っていないと意味がない。
★★★☆☆「電気工事士」
ネオンサインや電飾看板の施工に必要。外注を使えば済むが、所持していれば便利。
★★☆☆☆「ネオン工事資格」
国家資格。ネオン照明がLEDに変わりつつあるが、ネオンの需要も根強い。ネオンを触らなければ不要。
★★★★☆「ゴンドラ操作者」
看板施工系で穴場と言える資格。使用頻度の割に有資格者が少ない(資格の存在があまり知られていない)ので、応援などに呼ばれることが多い。取得は容易。
★★★☆☆「手溶接」(アーク、ガス)
現場での溶接は手溶接のみでOK。意外と使う機会は多い。
★★☆☆☆「有機溶剤作業主任者」
現場でのシート貼りの際プライマー(下地材)を塗布することが多いが、この資格が必要である。

安全編

★★★★★「職長」「安全衛生責任者」
建設現場では必ず必要とされる。個人開業でも取得しておいた方が良い。
※大手製鉄所、電力会社、自動車工場などでは、各社個別に「職長」試験を設けているところもあり、資格を持たない会社は作業ができない。
愛知県では「トヨタ職長」「新日鉄職長」などが有名で、資格を持っていればそれだけで外注としてお呼びがかかる。